先週14日金曜日にビックサイトで開催された「Web・モバイル マーケティングEXPO」「ダイレクトマーケティングEXPO」などに行ってきた。
などと言うのは、この展示会、ビックサイトの全ホールを使い、全部で11のテーマで展示会が開催されているから。とにかく広いし専門的だし、今年は興味あるEXPOだけ回るようにした。組み込みシステム開発展なんか行っても意味がまるで分からない。
毎年行っていると、その年の傾向というか流行り廃りを感じることができたり、説明営業マンの非常にガッツある売り込みに好感を持てたりと、好きな展示会の一つ。
やっぱりせっかく展示会に出展しているんだから営業マンはガッツくべき。
これこそ正しい展示会の姿に思う。
と色々と展示会の感想などを。
◎定番はやはり強し。
これ系の展示会の定番出展物、CRM(顧客管理)やSFA(営業支援)系の出展企業が元気だった。
おもしろかったのは、CRMの代表的存在、セールスフォースドットコムやGoogle Appsの本体企業が出展しているのに、販売代理店さんも別ブースで多数出展していたこと。そこらじゅうセールスフォースだらけだった。
◎SEO企業はいずこに。
去年まで多かったSEO関連企業がグッと出展数が減ったような印象を受けた。毎月ほぼ定期更新のヤフーアルゴリズムの糞さを相手にするのに疲れてきたのだろうか。そうに違いない。
◎電子書籍コーナーがとにかく増えた。
おもしろかったのは、どのブースもipadをアメリカから取り寄せ、ipad片手に色々と説明していたこと。
「よっしゃ~レアもののipad振りまわして集客だぜ!」と思ったら、隣のブースもipadかい、というオチだろうか。
◎セカンドライフなどの仮想空間系商材が激減していた。
去年はあれほどたくさん出展されていた仮想空間系商材がほとんど見かけることなかった。さすがに今更、仮想空間で土地買ったりイベントしましょうよ、と営業されても困る。
代わりにWEB上でイベントやセミナーなどを開催できるシステムを提供するサービスがいくつか出展してあった。買取で250万円、ASPで月20万円くらい。
◎検索系が増えたかも
サイト内の構造を独自アルゴリズムで解析し、最適な検索システム(フリーワード検索、複合検索、絞り込み検索など)を自動生成するシステムが何社かあった。
おもしろそうなんだけど価格が・・・ 最低月額料金20万円~と言われるとなかなか・・・
◎時代はスマートフォンへ。
モバイル商材は多いのは多かったが、むしろモバイルからさらにスマートフォンに特化したサービスを提供する展示物が多かったかも。
今のところ、スマートフォン=iphoneなので、iphone専用のCRMやグループウェア、着せ替え系アプリなど色々と出展してあった。
ドコモのXperiaもなかなかスゴイようだし、来年はもっとスマートフォン関連の出展物が増えそう。
◎メール配信サービスも減ったかも。
メール一斉配信サービスの展示物が減って、代わりにチャット機能を重視した顧客対応ソフトが目立ったかも。中国のECサイトでは、企業と顧客のやりとりは、メールよりもチャットが主流なので日本もそのうちチャット主流になるかもしれない。
顧客からしてみたらチャットのほうが即時性が高いので良いかもしれない。月額1,5万円から。
◎セキュリティコーナーとにかく派手。
西ホールで開催されていたセキュリティEXPOにも行ってみたら、ほんととにかくブース装飾が派手。しかもけっこう珍しい無料グッズを配りまくりでしっかり貰ってきた(笑)
正直、あまりのグッズの無料配布が多すぎて何を展示していたのか覚えていないというお粗末さ・・・反省です。まだまだ煩悩の塊のようだ。
◎最後に・・・
やっぱりこの展示会、キャンギャルさんたちの豪華さというか派手さはビジネス展示会では上位。モーターショーも顔負け。
きれいどころが多いブースには、人だかりもすごいわ、オッサンがちょっかいかけるわと非常に分かりやすさも感じた。
みんな正直だ。
以上、今年のWEBマーケティングEXPOなどの感想でした。
WEB・モバイル マーケティングEXPOの感想
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