1月30日のブログ「公務員採用の制度について思うこと」の続きです。
全開、私は公務員という職業には、
・民間企業でいうところの利益意識やコスト意識の欠如
・顧客サービス意識の低さ
の2点が不足していると書きました。
これを踏まえて、実現にはかなりのハードルがあると思いますが、私は公務員の採用制度や人事制度に以下の変更案をしてほしいな、と考えています。まったくの私個人の勝手な意見ですが。
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「考え・思ったこと」カテゴリーアーカイブ
辞めないほうがいいというアドバイスも。
先日、大学生の方から受けた相談内容「公務員か民間企業へ就職するか」、というブログをアップしましてから、同じようなことを聞かれました。
それは、
『公務員を辞めさせることを応援してるブログだから、公務員になったらとアドバイスすることに不思議というか妙な感じがしましたよ』
というものです。
誤解されている方もおられるかもしれませんので、
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公務員か民間企業へ就職するか
今月は例月より非常に多くの個別相談のご依頼をいただいており、すでに1月の20日間だけで10件の個別相談にのらせていただきました。
そんな中、先日興味深い個別相談を頂戴しました。
このブログタイトルのとおり、相談内容の多くは「公務員→転職や起業、退職」と公務員を辞めようかと悩んでいる方からのものです。
ところが先日受けさせていただきました相談内容は、これから社会人として就職しようかという現役大学4年生の方からのものでした。
本人ご了承のもと簡単に相談内容をまとめてみますと、
・昨年夏の終わりに就職活動の成果として制作系の中堅広告代理店から内定をもらった。
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大阪市職員、早期退職者2倍の記事
『大阪市職員、早期退職者2倍 橋下氏リストラ前駆け込み』
この記事を読んで、「あ~やっぱり」と1つのことを思いました。
今年に入ってまだ2週間ほどしか経っていないのにもかかわらず、現役大阪市職員の方3名からこのブログに問い合わせをいただきました。同じ役所の方から同一期間にまとまって問い合わせが来るのは珍しいです。
お1人目は、「なぜ職員がこんなに叩かれないといけないのか、職場内の雰囲気はどんどん悪くなっています。これから先を考えると不安で仕方ない」という30代男性職員の方から。
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改めて書きますが転職活動は楽じゃないですよ
年末にさしかかったことが関係しているのか分かりませんが、12月に入ってから「公務員を辞めて転職したいです」というメールをさらによくいただきます。
そのなかで多い質問・意見が、
「どうすれば転職できますか??」
というものです。
まあ当たり前に気になる質問ですよね(笑)
このブログでも何度も書いたのでまたか思われますが、まず公務員からの転職の大前提として抑えておかなければならないことがあります。
それは、
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大阪市の事業仕分けに思うこと
12月に入り仕事やら出張やらが忙しくなりすぎたためブログ更新ができなくて申し訳ありません。
もう少しすると落ち着くと思いますので、落ち着いたらまた日々更新するようにします。
では、久しぶりのブログです。
大阪市、橋下流「政策仕分け」スタート
今日から3日間の日程で開始された大阪市役所の事業仕分けのニュースを興味深く見ました。
なかでも特に興味深いというか、当時の思い出が2つ蘇りました。
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いよいよ大阪市長選の投票日
今日はいよいよ大阪市長選の投票日です。
私も先ほど家の近所の小学校で投票を済ませてきました。
ただ、大阪の郊外に住んでいるので、より興味のある市長選に投票できないのが残念です・・・
大阪市役所に務めている同期や元同僚に話を聞いてみると、やはり総じて今回の市長選への関心は高いものがあります。
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大阪市役所の怪文書回覧について思うこと
橋下知事の「大阪都構想」高給取りの役人にとって面白くない
http://news.nifty.com/cs/headline/detail/postseven-20111107-69093/1.htm
いま話題の大阪市長選挙ですが、この記事の下のほうに、
職員の間には、「橋下市長になれば生活はこう変わる」とシミュレーションした文書がひそかに回覧されている。
という興味深い一文がありました。
記事からは市そのものが作成したのか、それとも「市職」という大阪市役所の最大労働組合が作成したのかは明確に書かれていませんが、さすがにこんな文章が回覧されることはないだろ~と感じです。
市職の立場的としては、平松さん支持のため、組合をあげて職員を大量動員してでも平松さんを応援するでしょう。
実際に私も在職中には何度も選挙の応援活動に行かされましたし。
ただ、さすがにここまであからさまな内容を盛り込んだ組合回覧の作成ってするかな~って思い気になったので、実際に現役大阪市職員に聞いてみました。
退職してからもう5年が経過していますが、今でも仲良くしていただいた人たちとは連絡を撮り合ったりしています。
で、その結果ですが、今回違う局(部署)の5人に聞いてみました。
その結果、
「そんな文書は見たことないな~」
「週刊誌の記事で初めて知ったけど、見たことも聞いたこともないわ」
「橋下さんからまだ具体的な都構想の提案がないから、組合として具体的な数字で反論するってまだできなくない?」
というものでした。
つまり、聞いたかぎりでは市役所全体に回覧されている訳ではなさそうです。
まあもしかしたら、市本体や市職全体(本部)が作った資料ではなく、市職支部(各部局ごとにあるもの)や別の労働組合が作成したものの場合には、職員全体に情報が行き届かない可能性もありますので、何とも言えませんが。
どちらにしても日増しに市長選が盛り上がってきました。
選挙日が近づくにつれ、最近はよく「元大阪市職員の立場からしたら、須田さんはどっち派なの?」と聞かれます。
やはり私としては、自分の力でできる限りの人生の改革や改善を進めてみたい気持ちが強くなり大阪市を辞めたほうなので、より改革派な橋下さん支持派です。
平松さんでは、あの大阪市役所をこれ以上改善するのは不可能でしょう。
討論会を見てもあまりに漠然とした発言に終始していますし、それに何よりも大阪市民のことよりも内部や関連団体に気を使いすぎです。
実際にまるで働かない年収1000万オーバーのおっちゃん職員を生で数多く見てきた私としては、思い切って役所改革、人事改革を進めて欲しい思いでいっぱいです。
今はもう大阪市に住んでいないので選挙権がないのが残念ですが、市長選の結果には非常に注意を払って追いかけていきたいと思っています。
秋の債権回収作戦終了
会社も6年目になり取引先が増えてくると、残念ながら比例して商品の対価に対する不払いも増えてきてしまう。
うちの場合は、それが求人広告費用であったり、システム関係費用であったり、代理販売した商品のマージン分であったりする。
たいていの不払い企業や店舗は、「払ってもらわないと困りますよー」とちゃんと話し合いをすればじぶしぶでも払ってくれる。