株式会社くらしナビ、他2社の代表取締役として現在33歳の元公務員社長。
同志社大学院商学科にてベンチャービジネスを学ぶ。
これからの役所の世界とベンチャービジネスの結びつきに可能性を感じ大学院途中の2001年に大阪市役所入庁。保健センター、区役所、建設局など5年半の役所勤務後、2006年7月に退職。
その退職10日後に現在の株式会社くらしナビを創業。関西地域でのアルバイト求人媒体の運営(非上場企業運営の求人媒体では関西最大規模)、求人サイト構築システムの企画(現在、業界トップシェア)、人材事業などを行いつつ、2009年より長年の目標であったJリーグチーム「セレッソ大阪」のサポーティングカンパニーに就任。
また、起業・転職など脱公務員を希望する現役公務員からのコンサルティングを行い現在まで約200件の相談実績とともに、趣味から始めた写真撮影は入賞など多数あり。

カテゴリ:【写真】仏閣

10月16日 川越まつりの感想

今日、たまたま山手線に乗っていたら「10月16日、17日川越まつり開催」というポスターを見たので、埼玉県の川越まで川越まつりを見に行ってきた。

川越まつりは、関東三大祭の一つで360年前から開かれている国の重要無形民俗文化財というありがたいお祭り。
毎年、この日になるとNHKやらでニュースや旅行・紀行物の特番でよく見るので前々から一度行ってみたかった。

しかも今日は宵山があるということで夜に行ってみた。


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JRと東武線の川越駅から歩いて15分くらいのところがメイン会場。
さすがに有名なことだけあってものすごい人。
山車の周りは歩くのも大変。




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出店(でみせ)の数もすごく、関西ではあまり見ない出店もけっこうあった。
関東の出店を今日初めてじっくり見たけど、全体的に関西の出店より「やる気」を感じる。

料金は全般的に安く、しかも量も質もきっちり考え作られていて、焼きそばでも大盛りは当たり前。関東の出店がここまで凄いとは恐れ入りました。




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町会ごとに様々な山車(だし)がある。
何でも山車ごとに祭囃子(まつりばやし)の流れがあり、その曲に合わせて「おかめ」や「ひょっとこ」「獅子」が舞を披露する。




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この舞がすごい。
とにかくどの山車の舞も非常に優雅さを保ちつつ滑稽さもあり非常に非常に素晴らしい。山車の上で舞われる舞にここまでじっくり見とれてしまったのは生まれて初めて。




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山車は18時から19時までは通りに飾り置きされる。
そして19時半から2時間、山車が各町会をぐるぐる回りだす。




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19時半になり山車が動き出すと宵山の最大の見所、「曳(ひ)っかわせ」が始まる。




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これが「曳(ひ)っかわせ」。
山車と山車が道ですれ違うときに、山車と山車を向かい合わせにし、囃子と舞いを披露し合う。

この曳っかわせが非常に舞同士のかけ合わせリズムがよく、とても優雅でこれまた素晴らしい。
この曳っかわせが1回につき約3分~5分ほど行われる。




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曳っかわせの舞をする天狐?
関西方面ではあまり見ないタイプの舞だった。




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曳っかわせをし合う天狐とおかめ。
互いが互いの良さを出そう、尊重しようとするように見えとにかく素晴らしい。




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曳っかわせを山車の周りからも盛り上げる。
盛り上げ方も品がよく、決して舞や山車よりも全面には出てこようとはしない。



今回初めて川越まつりを生で見たけど、ここまで素晴らしい祭礼はそうそう見たことがない。

関西の有名祭(祇園祭、天神祭、時代祭)と比べても、はっきりいってこの川越まつりが一番伝統を感じさせ、しかも地域住民の祭への愛着が感じられる。

この祭こそまさに日本の「祭礼」と呼ぶにふさわしい素晴らしい祭だろう。
たまたま電車でポスターを見かけなかったらこの祭を見ることができなかったかと思うと、今日は何とも運がいい日だとつくづく思う。

それに先週見た地元のヤンキー祭とはあまりに雲泥の差がありすぎて、比べるのも非常に失礼だろうけど、これこそ日本の祭、祭礼だと強く感じた。

明日夜も夜の「曳っかわせ」があるそうなので、近くの方はぜひ見にいってください。
祭好きの自分が断言します。本当にこれは素晴らしい祭礼です。








10月11日 室生寺の感想

今日は天気が良かったので朝から奈良県の室生寺に行ってきた。
室生寺は女人高野(女人禁制だった高野山に対し、女性の参詣が許されていたことに由来)として有名で、秋の紅葉シーズンはかなりの観光客で賑わう有名なお寺。

前々から行きたいと思っていたけど、なにせ奈良県というより三重県との県境にあり、大阪から2時間近くかかることもあってなかなか行く機会がなかった。



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たまたま台風で壊れた五重塔の落慶法要が行われていた。
厳かなお祭りで非常に良かった。




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お寺の前にいた虚無僧。
ここまで本格的な格好した虚無僧を見たのは初めてかも。




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仁王門を超えたところから仁王門を。
ここらへんは広葉樹だらけなのに紅葉シーズンはかなりキレイそう。




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本堂と巨木。
樹齢何十年、何百年か分からないほど大きな巨木があちこちに立っている。
木の根元は苔が生えていてこれもキレイ。




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本堂の壁。
歴史を感じさせる色合いがしぶい。




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12年前の台風で壊れた有名な五重塔。
今日はこの落慶法要が行われていた。




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本堂と五重塔の間にある地蔵。
非常にいい雰囲気。




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そして、室生寺名物の草餅。
ここの草餅は非常にハイレベル。
本気度が感じられる。



(忘れないための室生寺メモ)
◎行き方・アクセス
名阪国道針インターから30分ほど。
この北側進入ルートは、道幅も非常に広く案内板も多いので迷うことはない。
南側の369号線からも行けるが途中、極端に道が狭くなる場所がある。針インターから行くほうが楽。


◎駐車場
北側から来た場合、突然「室生寺駐車場」の看板が見え、急な坂道の駐車場へと案内される。
ここに駐車した場合、1回600円と書いてあるが、誰も徴収しているようには見えなかった。
ただし、室生寺まで500メートルくらい歩く必要がある。

ここには駐車せず、さらに道を真っ直ぐ行き、室生寺を超えてすぐくらいに土産物屋の駐車場がある。ここは600円きっちり徴収されるが室生寺まですぐ。
残念ながら土産物を買っても駐車場割引はない模様。


◎草餅
室生寺前の赤い橋「太鼓橋」を背にして、道路を右手に10メートルくらい歩くと草餅屋がある。
ここの草餅は絶品。
中では食べれないが、10個900円。
生草餅と焼草餅が選べるがどちらも間違いなくおいしいので、5個5個にするのがいい。








10月10日 大阪狭山市のだんじり祭の感想

今日の夜は、家の近所の南海高野線金剛駅に行ってきた。
目的は、地域(大阪狭山市)の秋祭り、「だんじり祭」を見にいくこと。

このだんじり祭、名前こそ「だんじり祭」だが、地元から愛されている祭かと言えば、?が付く祭としても有名。

この大阪狭山市や富田林など南河内のだんじりは、だんじり祭としては異色、悪く言えば邪道扱いさえ受けている祭だ。



地域外の人たちからは、
・邪道だんじり祭
・ヤンキーだんじり
・カラオケだんじり
しまいには、「恥ずかしい祭」とさえ呼ばれる。さすがにここまで言うのはどうだろう・・・


ただ、興味深いのは大阪狭山市の行政HPに寄せられた市長への提言ページ。

http://www.city.osakasayama.osaka.jp/7,2486,34,231.html

http://www.city.osakasayama.osaka.jp/7,6834,34,231.html

http://www.city.osakasayama.osaka.jp/7,9842,34,231.html


まあ何ともヒドイ言われようだ。
都合の悪いことはあまり書きたくない行政サイトにここまで書かれるくらいなのだから、地元民からどう思われているかは想像に難しくない。



自分は隣の富田林市民だけど、富田林のだんじりも同じようなもので、大阪狭山市の市政サイトを見ていると市の苦悩を大きな声で言えないまでも、どうにかしたいという思いを非常に感じとることができる。

まあ確かに今まで何度か地元のだんじりを見ているけど、岸和田のだんじりとは全くの別物(生声ではなくマイク使用、地元のヤンキーがなぜか勢揃い、祭というよりジャニーズコンサートなど)、祭に関わっていない地元民からここまで支持の低い祭も珍しいかもしれない。



あとこの話の前提として抑えておかないといけないのは参加している町会について。
地元市民は全て参加していると思われがちだけど、そもそも歴史ある町会にしかだんじり用の山車(だし)は存在していない。



特に南海と近鉄に挟まれた人口の多い一帯は30年くらいまで野原だったところで俗に言うニュータウンと呼ばれるところが多い。
なので自分が住んでいる(富田林)町会も町の歴史が浅いので、山車なんて存在せず、だんじり祭なんて正直何の関係もない地域。



という訳で本題として見てきた感想を。


1

金剛駅に集結した山車(だし)。5~6つあったのでその数の町内会の山車。
山車自体は精巧に造られけっこう素晴らしいと思う。

ただ、写真で分かりづらいがこの電飾、昔のディスコのミラーボールのように激しく点滅する。
まず、ここらへんからして?と思われるのだろう。




2

ご覧のように発生は生声ではなくマイクを使用。
岸和田など泉州地域の住民から邪道扱いされる所以がこれ。
まあ元気あっていいんだろうけど、祭って感じはあんまりしないかも。




3

激しく回転する山車。
これは非常に迫力があって素晴らしい。

特に山車を傾け、回転するのは非常に迫力がある。

こういうだんじり祭本来というかだんじりとして期待されるパフォーマンスレベルでいえば十分なレベルだと感じる。
この部分はもっと誇ってもいいと思うし誇るべき。




4

で、地元民から最も疎まれているらしいのがこれ。
ご覧のように伝統ある「祭」という格好ではいまいちありません。
特に山車の前にいるギャルたちの格好。
今日は祭事のはずだけど・・・




5

別町会の山車。
提灯の色は白とか赤とか町会によってまちまち。



6

また書くけど山車のやり回し?はさすがに迫力ある。
この祭、山車は立派だしやり回しに迫力はあるわでだんじり本来の部分は非常に素晴らしい。
だから尚更、観客からすればソフト面、とくに一部の人の「憂さ晴らし」化しているように感じる現状が何とも惜しい。


以上、大阪狭山市のだんじり祭の写真でした。

思うに、「祭」を伝統ある祭事、地域に根ざした信仰を元に五穀豊穣への祈願、または実りへの感謝などを根幹と考えるならば、この祭は多少間違った方向に進んでしまっていると言わざるをえないのかもしれない。

岸和田のだんじり祭が今でも一定に統制されている現状、たとえば素行不良者は祭に参加させてもらえない、茶髪など伝統に反する容姿は禁止などと比較すると、確かに統制がとれていないように感じ、だんじり本来の伝統に反した祭になっていると地元民から思われても仕方ない。



実際に祭を実行している地元青年団に、昔からあるだんじり祭の本来の意義を考え、その伝統を守っていこう考えがあるのかは分からないが、でも一方で思うのは、自分の考える伝統とは、頑なに昔から守られてきた約束事を一途に守ることに執着するのではなく、その時代に応じた新しい約束事を付け加えていくことで、その時代に即したものにすることだとも思う。

そう考えるとこの河内地域のだんじり祭も今新しい伝統を作っていく過程にある、とより一層前向きに考えれば、「恥ずかしい祭」とまでは思えない。
まあ特に大阪人以外から見たら、この河内地域のだんじり祭は、これはこれで非常に「大阪っぽい祭」であることは間違いないと思うので、これはこれでアリだと思う。

つまり、伝統を考える際に忘れてはいけないと思うのが、この祭が始まった意義であり意味だろう。
現状、地元民からクレーム対象にすらなっているこの祭がこの先どのような形になっていくのか、新しい伝統へと変化していくのか、はたまた消え去っていくのかをこれからも注目を続けていきたい。

個人的には、「恥ずかしい祭」と言われれば多少反論しづらい祭であることはそうだけど、だんじりの基礎としては非常に出来がよく、やり回しなど素晴らしい魅力あるものがあると考えているので、来年もまた見に行きたい。

ほんとだんじり自体は素晴らしいのにところどころ惜しい。








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