Mobile2.0

昨日、1冊の本を買いました。
タイトルは、「Mobile2.0 ポストWeb時代のケータイサービス」。
最近増えてきましが、まだまだモバイルビジネスに関する書籍って少ないので貴重な1冊になりそうです。
PCと同じくモバイルもWeb2.0を追いかけるという主内容で、モバイルビジネスを行っている会社社長が1編づつ執筆しています。ただ微妙に意見が対立している項目もあったりしておもしろい本です。
めちゃくちゃ簡単にまとめてしまうと、

1.Mobile2.0とは携帯端末からの位置情報や時間情報を基にし、携帯各端末の現在の条件から最適なサービスを提供する仕組み。
→GPSから半径200メートル以内の口コミ情報の自動収集
→昼休み前に毎日お気に入りの各お店のランチメニューがまとめて配信される。
→今いる街の広告が自動で配信されてくる。
2.Mobile2.0は、ブログやSNSというユーザー参加型のサービスよりも、日常生活に密接にかかわるサービスという視点から生活を便利にしていくもの。
→いかに個人個人のその時の状況にあったサービスを提供できるか。携帯は人類史上初めて365日24時間手元にある情報媒体。
3.世の中のあらゆる情報を携帯化(どこでもいつでも情報を得られる)させることがMobile2.0の目的。PCのWeb2.0の目的とは異なる。
総務省発表の「通信利用動向調査の結果」では、いつのまにかモバイルからのネットアクセス者が6923万人とパソコンからの6601万人を抜いちゃってます。
この結果の話題になると多くの人から「えっ?そうなの??全然実感ないな~」という声をよく聞きます。
すごいですよね。
実感がないのにいつのまにかモバイルアクセス者数がパソコンアクセス者数を抜いてしまっているんですから。
「最近携帯からばっかりインターネットしてるよ」と実感が沸いてくるであろう1,2年後には一体どうなっているんでしょ。
それを考えたらワクワクするしかないです。
今までは「アメリカで流行ったWEBの仕組みが2,3年後に日本に登場する」という流れでしたが、モバイルでは、「日本で流行った仕組みがアメリカで2,3年後にアメリカで登場する」という流れが起こるかもしれません。
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