梅の花が咲くシーズンがやってきたので、日本最大の梅林らしい和歌山県の南部梅林(みなべ)に行ってみた。
みなべは白浜のすぐ手前という通さだけど、この梅林には5万本というとんでもない本数の梅があるそうなので、一度行ってみたかった。
ただ、軽い気持ちで行ったのが間違いだった。
というのも、みなべ観光協会のサイトを見たら、サイト上部に「6~7分咲き」とはっきり書いてあるので、まあ6~7分咲きならまあいいか、と思い行ったら・・・
なんじゃこりゃ。
このどこが7分咲きなんだ!?
5分咲き?
3分咲き?
いや、これはもうどう見ても「一部咲き=咲き始め」だろ。
一体、みなべ観光協会は何をもってこれを7分咲きというのか。
たまたま7分咲きくらいに咲いている木を見てそう言っているのか、観光シーズンだから大袈裟に言っているのか知る由もないが、7分咲きでないのは誰が見ても明らか。
わざわざ2時間半もかけてやってきたのにこれはない。
さらに、あちこちから「咲いてないね~」「いまいちだね~」という同じような嘆きが聞こえてくると、落ち込んでいる感情がより落ち込んでくる。
ただ、南部梅林は丘陵に5万本ある梅園なので、もっと上のほうまで行ってみたらもしかして・・・ と思い行ったみたが、
結果は同じ。
咲き始めなら咲き始めってしっかり公表してくれ。
もう一度言わせて欲しい。これのどこが7分咲きなんだ??
仕方ないので、早咲きの梅の中でまだマシな梅やそれっぽいオブジェなどを無理やり見ることにした。
写真は朝日夕日100選の記念碑。丘から海が見えるので確かにきれいかも。
咲いている梅はかなり少なかったが、早咲きの梅がちょっとだけあったので、頑張って撮ってみた。
う~ん、ここまで来たのに地元にでも普通にありそうな数本の梅を見てもあまり嬉しくない。
梅林にあったたこ焼き屋さん。
梅が満開ならかなりよい感じになりそう。
梅林の帰りにあったお餅屋さん。
何でもかなり有名なお餅らしく1個120円。
もちろん買ってみた。味は田舎風味のお団子という感じで、梅とは関係ないが十分おいしい味。
これは当たり。
梅林の近くにあった古民家。
満開の梅を毎年いつでも見られるとは羨ましい。
結局、現地には2時間くらいしかいなかった。
そして帰りは湯浅御坊道路(高速道路)のいつもの名物、「大渋滞」にもれなくはまり、行きは和歌山からみなべまで40分くらいだったのに、帰りはみなべから和歌山まで2時間15分くらいかかった。
ほんと和歌山という場所は車でのアクセスが悪い。
大阪に通じる高速道路も国道も1本づつの片側1車線しかないから年がら年中渋滞している。
山ばかりだから仕方がないのだろうけど、アクセスの悪さは何より改善する課題だと思う。
毎回毎回和歌山に来るたびに渋滞に巻き込まれてしまうので、段々と行き先が奈良や京都、三重方面に向いてしまう。
いま有田から海南を片側2車線にする工事をしているようなので、これが完成するまでは和歌山に行くのは控えるほうがいいかもしれない。
以上、梅の感想というより久しぶりにむかむかした愚痴2点でした。