航空祭などの事業仕分けの結果

今日は非常に重要なニュースが流れるかも、と一人勝手に心配していることがあった。
それは多くの人には何の関係も興味もない防衛省の事業仕分けの広告費削減議論のニュース。

民主党政権になり、来年からの自衛隊の記念式典などのイベントが大幅に予算縮小されると聞いていた。
そしてまさに今日の事業仕分けの対象になっている【防衛省の広告費】が削減されるかどうか決まるのでは、と。

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(航空祭のイメージ画像)

まあそうは言っても興味があるのは、航空祭やイベントの開催規模がどうなるのかそれだけで、広告費の他の話題はイマイチよく分からないのだけど・・・

今日までに多方面から聞いていた状況では、

・航空祭などお金が多大にかかるイベントは規模が大きく縮小されるかも(航空祭で飛ぶ航空機の数や時間が短くなるなど)

・航空祭での燃料を大食いするアフターバーナー点火は中止になるかも(アフターバーナーは航空祭で人気演目の一つ。wikipediaによると「例えばF-15はミサイルなどの武装を一切積まずに巡航速度で飛べば数時間は飛行可能だが、アフターバーナーを全開にし続けると15 – 20分で燃料を使い切ってしまう」と燃料費が非常にかかる)

・実弾演習で数日間行われる富士総合火力演習は日数短縮に規模大きく縮小されるかも

・イベント開催時に他の基地から戦車やヘリを呼んでの地上展示は輸送費がかかるから廃止されるかも

・海上自衛隊艦船への体験航海は燃料費がかかるから廃止されるかも

などだった。

まあこれらのイベントって好きな人には嬉しいが、仮に無くなってもほとんどの人には何の関係も影響もないだろうからまさに事業仕分けの削減対象にはうってつけ。

『航空祭って爆音鳴らして燃料費撒き散らしながら飛んでるだけでしょ?地元民も騒音に迷惑してるだろうし広報活動になってないでしょ??今後は中止にできないんですか?』

とツッコミ入れられるんだろな、と容易に想像できる。

が、ふたを開けてみると、航空祭などのイベントは削減対象にはならず、大きく予算が減らされることはないという結論になったようだ。

具体的な議論内容はニュースではほとんど流れていなかったのだけど、色々なサイトを見ていると、

・「(駐屯地祭りや航空祭などは)地元民に対して大変効果があると認識している」 と仕分け人の民主党なんとか議員が言ったらしい

・今後は一部でも有料化できないか検討してほしい

・防衛省「(イベントは)予算は各駐屯地の予算内でやっています。国の広報費は使っていません」
 ↓
 ならいいか、となり次の話題になったらしい

と、仕分け対象にはならず自衛隊関係のイベントは予算削減の手からひとまず逃れられたようだ。

ほとんどの人には何ら関係もなく興味もない話題だけど、個人的には一安心です。
趣味が一つなくならなくて良かった・・・

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