あけましておめでとうございます。
今年の目標の前に今まで3年間の年初目標を振り返ると、
2006年 『公務員を辞めて起業すること』
2007年 『起業家から企業家へ』
2008年 『業を起こし、企て、そしてその業を輝かせる』
この3年間、
『起業』 → 『企業』 → 『輝業』
と『き』関係の感じで表してきた。
人から見たらどう評価されるか分からないが、現状ではこの3年間の年初目標はほぼ達成できたと思う。
で、今年も『き』関係の目標とはりきりたいところだけどどうするか・・・
う~ん、
祈業 → どうも祈るだけでは人任せっぽい。
希業 → これも『夢』だけでしか見れていない気がする
やはり、
喜業 → 喜びに溢れた業にする、だろうか。
でも何か弱い。。。
パンチが足りない。
「き」関係の漢字は引き続き考えるとして、今年は今まで以上に現実路線を目指そうと思う。
つまり、「~がしたい」「~のようになりたい」という『夢』は見ないようにしようと思う。妄想は得意なんだが止むを得ない。
というのも、「~がしたい」「~のようになりたい」と漠然に思うだけでは一向にその『夢』は叶わないことが起業してこの2年半でよく分かったからだ。
『夢』は思うのは簡単だが、決して簡単に手に入るものではないことをきっぱりと完全に理解しなければならない。
まあ年明け早々から『夢』のない話だけど・・・
よく『夢を持て、夢はひたすら願えば叶う』のようなことを言うがあれは嘘だ。
『夢』を見ているだけでは一向に叶わないだろう。
見るのは『夢』じゃなく、『夢』を実現するための『目標』を見ないとダメだ。
つまり、今更だけど『夢』を叶えるために、どんな方法でどのような過程を組み、それを紆余曲折しながら着実に実行していくことが大事なんじゃないかな、ということを色々な社長さんや会社を見ているうちに強く考えるようになった。
何と言うか、伸びている会社、伸びている人って『夢』をあまり語らない。
語っているのはより具体化している『目標』だ。
「私の夢は○○をすることで、これをするために□□の方法が最も大事なので、これから半年で△△をして、1年後に△△をベースに◎◎を開始する計画です。そうなると■■の結果が出ると計算して・・・」
という感じで、言葉としては『夢』を使っているが、ただ漠然とした『夢』ではなく、確実に『夢』を実現するための『目標』として設定されていることを感じだ。
まあ『夢』って言葉はキレイだけど、けっこう『夢』絡みの漢字は怖いというか生々しい。
『人の夢』 と漢字で書くと、
『 儚 = はかない 』
なんて怖い怖い。。。
古来から『夢』は『儚いもの』というものらしい。
夢もへったくれもない。
だからこそ儚いものにしないためにもより具体化した『目標』が強く必要だ。
『目標』は『目の標(しるべ)』
どのようなことでも『標』をしっかりと目で見据えて着実に実現していくことを今年の目標としたい。
今年も一年間どうぞよろしくお願いします。
今年は不況という友達とも上手く付き合っていこうと思います。