先日、大阪城公園の近くに仕事で行った際、その帰りに前々から行ってみったかったベルギービールの販売店に寄ってきました。
ウエハタというベルギービールなどを専門的に取り扱っているお店さんです。
私は、日本の下面発酵のドライビールよりも、上面発酵のエールビール系の方が好きなので、ベルギービールをいっぱい扱っているらしいこのお店を前々からマークしていました。
店内には100本？ほどのベルギービールが並べられており、そんなにベルギービールには詳しくない自分には、どれがいいのか分からなかったので、店員さんに選んでもらいました。
好みの味などを伝えると「これなんてどうですか？」と薦めてもらい、ビールのおいしい注ぎ方まで教えてもらいました。
そしてお薦めされたこの6本と前から欲しかった口の広いビールグラスを購入。
これで4000円ほどでした。
1本600円くらいなので、日本のプレミアムビールと比べると倍くらいしますが、ベルギーやヨーロッパからの輸入なので仕方ありません。
まあ奥さんからは「こんな高いビール買ってきて・・・」と少々不機嫌になられましたけど(笑)
さてさて、という訳で1日1本づつ楽しむようにしていて、早速3本飲んでみましたので、その感想です。
◯デュベル
「誰もが賞賛する悪魔のビール」とも呼ばれているDuvel（デュベル）。エールビールの代表格です。
このビール、ベルギービールでもアルコール度数が高いほうで8.5％もあります。
なので、あまり冷やさず、常温に近い温度でゆっくりと飲むほうがいいようです。
感想ですが、まず飲む瞬間の香りがベルギービールの中でもより良い方でした。
ふわっとした香りに包まれる感じは、まさに悪魔の囁き？とも呼べるものです。
この香りを一度知ってしまうと、なかなか日本ビールの香りには満足できないかもです。
味はしっかりとした苦味もありますが、それよりもフルーティーな感じが主張し、男性向けというより女性好みの一杯かもしれません。
ただ、うちの奥さんが言うには、「香りも味もいいけど、あー確かにアルコール度数高いねこれ。酔うね。」と。
日本の夏にグハッと飲むビールというよりは、冬にちびちびと香りを楽しみながら飲む一杯かなと感じました。
つまりは、「これ、悪魔のビールって呼ばれててて・・・」とうんちくも言いやすいので、うんちく好きな大人向けの上品なビールですね（笑）
◯グロスバルサ
なんでもドイツ軍が第一次世界大戦で使用した大砲から名前が来ているというベルギービール。
まずこのビールで特筆すべきは、泡がめちゃくちゃ豊潤でクリーミー。
この泡からの香りだけでも価値ある一杯かもです。
一方で味はちょっと苦味がキツイかな、という印象を受けました。
アルコール度数が７％と少々高めではありますが、苦味がかなりしっかりしていますので、濃い料理じゃないとちょっと合わないかもです。
大砲というだけあってパンチ力重視の味なのかもですね。
結論としては、最初の一口の泡は最高の泡を楽しめますが、それ以降はまあいたって普通という感じでしょうか。
〇シュレンケルラ メルツェン
ドイツ南部地方のビールで、エールビールではなく、 下面発酵のスモークビール。
スモークビールだけあって、香りはめちゃくちゃスモーキーです。
ディスニーランドやUSJで売っているターキーレッグの匂いとそっくりな香りがするビールといえば分かりやすいかも。
アルコール度数も5％と高くないので、ぐびぐび飲めますが、このスモーキーな香りは好みは完全に分かれるかも。
私はこういうビールは初めてでしたが、とてもこのスモーキーな香りが気に入り、けっこう好みなビールになりました。
でも、うちの奥さんは、この香りが癖が強すぎたようで全然ダメみたいで、はっきりとイマイチなビール、となりました。
クセの強い、飲む人の好みがはっきり分かれるビールだと思いますが、このスモーキーな香りのビールはなかなかないので、一度試してみるのもいいかも。
ただし、容量500mlとありますが、絶対に500mlもないと思います。このグラスが350mlくらいで、これに満タンに注ぐと残り30mlくらいしか残りませんでした。容量は400mlくらいと思って買うのがいいかなと思います。
この中では、まあ定番ではありますけど、デュペルが一番飲みやすかったです。
万人受けするビールかなと思います。
デュペルはなんでもけっこうあちらこちらで売っているそうなので、見つけたらぜひ1本買ってみてください！
あーこれがベルギービールか、と分かりやすい感想を持てると思います。
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