ついに念願の長崎くんちを見られました

前々からずっと行きたかった日本三大くんちの長崎くんちというお祭りをついに見ることができました。今回の長崎旅行のメインイベントは軍艦島でも佐世保観光でも長崎ちゃんぽんでもなく、この長崎くんちです。

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まずは勉強がてらに今年全てのくんちを全て見るため有料観覧席で見ました。
有料観覧席は一人用が比較的買いやすい長崎公会堂前の会場です。

ここ以外の諏訪神社などは4人用の座敷形式しかないので、一人観光客には敷居が高いです。


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チケットを買ったのが直前だったので、良席が残っておらず、購入できたのは一番安い末席でした。
そしてご覧のとおり遠い!(笑)

距離、角度ともイマイチな上に、プラスチックの座席に長時間座っているのがしんどく、あまり集中できませんでした(笑)
夕方17時から20時半まで3時間半もあります。

そこで翌日は庭先回りという長崎市内の会社や店舗などを敬意して踊りを呈上し、福をお裾分けするというものを順番に回ってみることにしました。
結果的には、有料観覧席で見るよりも、この庭先回りの方がよっぱど素晴らしかったです。
地元の人からこのお祭りは長く愛されているんだな、ということが伝わってきました。

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このような感じで順番に会社や店舗、官公庁などを回っていきます。
少しだけ演技を奉納するところもあれば、長く5分くらい奉納するところもありました。
この差は何だろう、と今でも気になります。

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各町には必ずこの傘鉾が先導しています。
各町の若手が中に入って回しているのかと思いきや、これは専門の業者さんがいて、その方が担いだり、回したりしているそうです。
重さが100キロ以上あるそうなので仕方ないかもしれませんね。

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こちらの町は、踊りの奉納です。
各町は原則として7年に一度しか奉納できないそうで(お祭りに参加できない)、気合の入り方がハンパありません。
考えれば、人生で10回ほどしか参加できないお祭りとは珍しいお祭りですよね。

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この町の庭先回りは、全員で大声で掛け声をかけます。
一日に一体何回この掛け声をかけるのでしょう。1時間に15回として120回ほど?



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そして船も回します。
最も体力を消耗する町の1つではないでしょうか。


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誰だよ、こんな神事の日に道路に落書きしやがったやつは・・・
とも思ったら、この花柄は各町が庭先回りで回る際の目印だそうで、この内容によってどのような演目をするのかの判断などに使ったりしているそうです。



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長崎くんちと言えばこの踊り、阿蘭陀万歳(おだんだまんざい)。
いかにも長崎という街らしく、とにかくこの踊り、優雅というよりはかわいいのです。
とても気に入りました。

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昔からの伝統で雨の日もこうして地べたで正座するそうです。
痛いとか、そんな問題じゃないですねこれは。恐れ入りました。

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この町はだんじりです。
大阪の堺のだんじりが起源だそうで、大阪から遠く離れた長崎でだんじりを見ることになるとは不思議な感覚でした。


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一番迫力があったのはこの龍踊。
相当に重たいであろうこの龍を自由自在に操っていることには驚きです。
また、ラッパのメロディが中国らしい雰囲気でかなり良かったです。

そして、子供も龍踊を奉納。
動きがまだまだぎこちないですが、精一杯頑張っていました。
大人になったらこの大きな龍を操るんだなーと。14年後?


長崎くんちは、毎年奉納する町が変わるので、全ての奉納踊りを見るのには7年かかるそうです。
私はこういう伝統をしっかり守りながらも、町に愛されている祭が大好きなので、今回とても感銘を受けました。

いいお祭りです。
周囲からはわざわざお祭りを見に長崎まで?と言われましたが(笑)、思い切って見に行ってよかったです。





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