先週、とある自治体の研修担当の方から電話をいただき、
「世間で広く通用するであろう基本知識、一般常識をテーマとして研修を実施してほしい」
という依頼をいただきました。
役所の世界は世間一般(民間企業)から見ると、異質な世界に感じられ、民間企業と役所とでは、当たり前に常識と思われている常識でさえ認識が異なることは珍しくありません。
ただ私から見ると、確かに役所の独特な考え方や風習などは存在はあると思いますが、民間企業とそこまで世界が異なるかと言えば、全くそのようなことはありません。
役所と民間企業に乖離している差異にのみ焦点をあて、あたかもこれだけ民間企業と役所は世界が違うんですよ、と言ってるにすぎないのではないかと思います。
まあそもそも何が常識で、何を持って常識なのか、という根本的な議論はあるとは思いますが、社会人としての最低限のマナーや礼儀などは役所であろうと民間企業であろうと普段の私生活の中でも普遍的なものではないでしょうか。
このあたりのお話や、ではそこから具体的に何を最低限取得しておけばいいのかという内容をいつもどおり好き勝手に語ってこようと思います。
聴講される方は30名ほどと聞いていますのでちょうど良い人数です。今から楽しみです。