週末に嬉しいことが2つ

この週末は嬉しいことが2つありました。
まず1つ目は、栃木在住の現役公務員の方がはるばる大阪まで相談に来ていただいたことです。
当初は私の9月の東京出張時にお約束を、という形になりかけていましたが、早目に相談をしたいので大阪まで行きます、と急遽なり、大阪までお越しいただくことになりました。
今まで東京や名古屋、福岡の方などが大阪まで来られたことはありましたが、栃木は今までで最も遠い方かもしれません。
栃木から大阪まで夜行バスで来られ、恐らくまだまだ眠いであろう朝9時から大阪駅で退職と転職に関する相談に乗らせていただき、相談会が終わりますと、そのまま新幹線で帰っていかれました。

「大阪観光をついでにされないのですか?」

とお聞きしたのですが、

「早く家に戻り、今日聞いた話をまとめたり、調べたりしたいので今回は帰ります」
とおっしゃられました。
この積極性や即断力は非常に私にとっても刺激になります。
今回、遠方からわざわざ大阪までお越しいただいたことを改めて考えますと、私自身も非常に責任感と使命感を感じます。
これからさらに勉強や今までの相談件数をデータ化し、より的確なアドバイスをできるように勉強していかないといけないな、と感じました。
また同時に私も公務員を辞める前は年休を使い、東京や福岡の会ったこともない社長にアポを取り、何回も会いに行ったことを思い出しました。
あの時の行動と得られた結果は今でも貴重な経験として残っていますので、今回の相談者の方もこの行動自体も貴重な経験としてこれからの仕事人生にプラスに作用していくのでは、と思います。
やはり思い立ったらまずは行動です。行動しないことには何も変わりません。
今回、どこまで私のアドバイスからお役に立てたのかは分かりませんが、私の違う角度からのアドバイスから新しい発見と同時に今まで想定されていなかった新しい道を見つけていただいたようで非常に喜んでいただきました。
私としても喜んでいただき非常に嬉しい限りです。
2つ目は、3ヶ月ほど前に相談会で相談に乗らせていただいた現役公務員の方からメールをいただき、無事に転職先が見つかったというものです。
相談会当日は、今までの経験が活かせられる業界や職種のお話、転職先を見つけ内定をもらいやすい方法、履歴書や職務経歴書の書き方などのアドバイスをさせていただきました。
今回、メールでは

「須田さんに選考書類のチェックをしてもらったおかげで面接で話がはずみました」

と嬉しい連絡をいただき私としても感無量の嬉しさです。
ここでの「話がはずむ」という意味ですが、公務員が民間企業の面接に行きますと、だいたいが話は盛り上がりません。
つまり、
面接時の会話が続かない=やっぱり公務員ってお堅いね、コミュニケーション能力がいまいちだね
と思われてしまいます。
なにせ民間企業の方からの公務員への偏見や先入観は相当なものがありますので。。
そこで私がするアドバイスは、選考書類にちょっとした細工をして、関西で言う「ツッコミどころ」を予め用意しておくことです。
細工といっても赤ペンで書くとか変な写真を付ける、とかではなく、
「ほぉ~これってどういうことだろ」
「これってどんな仕事なんですか?」
など、思わずツッコんでしまいたくなる内容を入れることです。
よく誤解されますが、民間企業の面接官にプロフェッショナルがいるのは一部の企業だけです
だいたいの企業の面接官は、普通の社員さんが業務の片手間にしているため、特に「面接」というものに対して何か特別な研修や訓練を受けた訳でもありません。
つまり、面接官も何を聞いていいのか分からない、なんてことはザラです。
そのため、「志望動機は何ですか」「弊社で何をしたいのですか」などありきたりな質問が飛んできます。
そのため、選考書類に「突っ込みどころ」を用意しておくと、それだけで面接が非常にスムーズになります。
今回、この方は急ですが8月末で役所を退職され、9月から民間企業で働かれることになりました。
これから「利益追従」「費用対効果を最大に」という民間企業の大変さを経験されることになると思いますが、非常にやり甲斐や成果を追いかける楽しさもありますので、今後のご活躍を期待したいと考えています。
この週末は嬉しいことが立て続けに起こり、非常に充実感がありました。
明日からの仕事も頑張っていけそうです。

Pocket

コメントを残す