2週間ほど前の記事ですが。
就職先「公務員になりたい」が5割超す 本当に「楽で一生安泰」なのか
http://www.j-cast.com/2012/05/30133402.html?p=1
実際に公務員をされている方、していた方から見ると、色々反論したいところが多々あるのではないでしょうか。
私がしています個別相談会で現役公務員の方とお話すると、頻繁に、
・仕事量が多すぎて毎日残業漬け
・欠員が出ていて仕事がまるで回らない
・年休(有休)なんて年に3日ほどしか取れていない
・残業代が月10時間しかつかない。実際は40時間くらいしているのに。
・給与が入庁後まるで上がらない
など「公務員=楽」という思いだけで公務員を目指される方には非常に疑問を感じます。
確かに民間企業より恵まれている部分はまだまだ多くあります。
ただ、公務員の仕事は本来、非常にやり甲斐がある仕事だらけなはずが、「楽」「高給」「一生安泰」など本来の公僕としての働く意義ややり甲斐よりもその身分だけに目を奪われている学生さんが多いことは非常に残念です。
この記事でも書かれているとおり、公務員を目指されている方はぜひOB・OG訪問を一度はして欲しいと思います。
一つ言えることは、5年後、10年後、20年後と見ていったときに、今よりも公務員が「安定」「高給」な仕事になっていることはないでしょう。
一昔の公務員のように絶対的な「一生安泰」という時代ではなくなりつつあります。
だからこそ、最悪の事態の一つの想定として、公務員ではなくなったときに生きていける力を今から身につけ始めていくべきだと考えています。