大学生活は何となく過ごしていた時期だった気がする。
そして気がつけばいつのまにか就職活動の時期。
4年生にもなれば本来は就職活動にいそしんでいる時期のはずだけど、何となく大学生時代を過ごしてきた自分にはどうも「就職」ということにイメージが持てなかった。
そしてなぜかは分からないが、就職とは異なる将来いつか起業して自分の会社を持ちたい、社長になってみたい!という夢がじわじわでてきていた。
いま思えば単に「就職」という言葉から逃げていただけなのかもしれない。
自分にはまだ働くのは無理だと自分勝手な言い訳をつくり。
だけどその言い訳を無理やり封印しつつ、ビジネスを本格的に学びたいという思いを強くし(強くさせていただけかもしれないが)そのまま大学院に上がることにした。
大学時代は経済学部、大学院時代は商学科ベンチャービジネスコースとより実践的なビジネスコースを選択し、本気でビジネスを学んでみようと思った。
そして、就職はそれからでも遅くないだろうと。
実際に進学し、運がよかったのは、大学院に進んでくるだけあって意識の高い仲間が多かったこと。
大学時代は何となく大学に来てます、という人が自分含めて圧倒的だったけど、大学院になると数はやはりぐっと減った。
そんな意識の高い仲間に刺激を受けつつ、けっこうそれなりには勉強したと思う。
ビジネスに関する本や起業論などのベンチャーに関する本もけっこう読んだ。
大学院1年間でゆうに大学4年分の勉強量は超えただろう。
そして勉強量や仲間以外で何よりもよかったのはゼミ担当教授に厳しく厳しく指導されたこと。
当時はけっこうな怒りを覚えたものだったけど(笑)
続く・・・
【まとめリンク 第1章 公務員試験】
1 大学院へ
2 プライオリティを身につけろ
3 役所と起業家精神
4 イカした公務員を発見
5 役人らしくない公務員
6 公務員試験5ヶ月前からの勉強
7 大阪市か京都市か
8 大阪市を受験した理由
9 試験当日
10 まさかの合格
11 記憶にない2次試験
12 いよいよ最終面接
13 合格発表
14 恩師からの言葉
15 合格発表後の懇親会
16 大学院中退へ