前回の続きで、なぜ独立起業なのかという記事です。
役所という組織が嫌だから、村的な雰囲気に耐えられないなど、役所の旧態然とした組織を嫌になる人は非常に多いです。
が、組織という点では、役所も民間も同じです。
結局、役所という組織が会社という組織に変るだけで、役所の組織に馴染めなかった人の多くは、会社の組織にも馴染めない人が多いのが事実です。
ただし、当たり前のこととして公務員からの独立・起業はそう簡単に上手くいくものではないことはきっちりと考えておくべきです。
自分も1年目は倒産するんじゃないか、と思えるくらい苦労の連続でした。
公務員からの独立・起業に関してもし、何のスキルもコネも金もない公務員から独立・起業する場合に最も必要なものは何かと聞かれたらもうこれしかありません。
『覚悟』
これが最重要です。
公務員のような安定身分保証、毎月保証された給与、分厚い福利厚生に社会保障制度。
公務員を辞めたらこれらはもう期待してはいけません。
必要なのは、全てを自己責任で元で成果を達成し、責任を全うするという『覚悟』だけです。
これに関して話を一つ書きます。
ついこの間、今年冬に相談に来られた現役公務員の方から嬉しい報告がありました。
「今は公務員を辞め、漫画家として仕事を新規受注でき、新しい生活を始めることができた」というものです。
いただいた文中には、
『生計立てるにはほど遠いんで漫画家ってほどではないですが、人は何かで銭稼ごうと思えば何でもできるな、とは思いました。』
と。
これこそまさに『覚悟』だと思います。
公務員を辞めようと本気で考えている方は、まずは『覚悟』を決められるかどうかから始めましょう。
この段階での『覚悟』ができないようなら公務員を辞めるべきではありません。
まず、幸せになれません。
公務員を続けながら新しい生き方を模索すべきでしょう。
脱公務員は大変ですが、脱公務員の後は公務員時代には決して経験できない喜怒哀楽のありえない全ての感情を経験できることも間違いありません。
どちらの道が自分の人生には合っていますか??
ぜひ記念にベタをよろしくお願いします!!励みになります。
公務員関係の方、起業・独立考えている方など誰でも大歓迎!!
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