おわら風の盆の感想

前々からずっと行きたいと思っていた富山のおわら風の盆にほぼ日帰りで行ってきました。
行きはJRのサンダーバード、帰りは格安夜行バスで。

富山駅からJR高山線の臨時快速で越中八尾駅(やお と思っていたら やつお なんですね)に着いたのは夕方19時前だったのですが、着いたらものすごい集中豪雨で後続の列車は雨量計が一定値を超えた、とかで止まっているわ、駅庁舎には人が溢れかえっているわ、と大変な状況でした。

なんでもこのお祭りは、雨が少しでも降っていたり、降りそうな天気だと、衣装のこともあってすぐ中止になるらしいので、さすがにもう半ば諦めていました。。
ただ、待つこと30分、19時半ごろには雨も止み始め、ぼちぼちと町の方向に向かって歩き始めることにしました。

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雨上がりの後、駅から20分ほど歩いていると、お寺から唄声が聞こえてくるので、行ってみると踊っていました!これを見たかった。

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確かに自分が知っている大阪の盆踊りとは全く違う踊りです。
指先の動きが優雅です。

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女踊りが有名ですが、男踊りも素晴らしい踊りでした。
とくに足の使い方がポイントのようで、足から力強さを感じる人の踊りは素晴らしかったです。

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1つの踊りは約20分くらいなので、2回分をお寺で見て、町内をうろうろすることにしました。
やはり、おわら風の盆の名物は「町流し」という町の中で踊られる踊りが有名ですので、一度は見たいと思っていました。

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駅から30分近く歩くとかなりいい雰囲気の街並みに突然なってきます。
石畳も有名らしく、このあたりはものすごい観光客。

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町の家々でも家の人、または招待して踊ってもらうことができるようです。
この雰囲気は素晴らしいですね。
誰か来年呼んでもらえないかな、と思ってしまいました。誰か呼んでください!

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雨が降ったことや、帰りの夜行バスの時間もあり焦ってきた21時前。
まだぽつぽつと雨が降ったり止んだりなので、町流しを見ることができていませんでした。
そんな中、残り時間1時間にしてようやく町流しとはちょっと違うかもしれませんが、町の中で踊っている集まりをついに発見。
時間ぎりぎりでした。

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おわら風の盆は昼間より夜のほうがいい、と聞いたのですが、まさにそのとおりかも。
夜の踊りは町の雰囲気もあってかなりいいです。

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こうやって生声で唄ってくれるのもすごくいいです。
風情たっぷりです。

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この日見た男踊りのなかで一番踊りが上手いと思いました。

最後に動画も撮ってみました。

そして、時間も22時前になったので大急ぎで駅まで向かい、駅の長蛇の列を約1時間待ち、無事に23時半頃に富山駅に戻ってこれました。
そして、そのまま24時の夜行バスで大阪へ。
う~ん、かなり久しぶりに夜行バス、しかも発車時間の関係で4列シートしかなかったのですが、もう乗りたくないですね(笑)
3600円という格安でしかなひどいサービスのバスでした。運転手のおっちゃんが最近の役所でも見ないくらいの高慢な人でした。

今度、おわら風の盆に行く際は、朝まで踊りがあるそうなので、朝まで八尾にいて、朝にサンダーバードか、ツアーバスではない普通の鉄道会社運営のバスで帰ろうと思います。

今回、とにかく念願叶い、おわら風の盆を見れてよかったです。
伝統を重んじた素晴らしいお祭りです。

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