脱公務員を目指す人を応援するサイト「役人廃業コム」のインタビューに私が紹介されました。
役人廃業コムは各メディアで積極的に取り上げられ、今では多くの現役公務員の方にすら知られる存在です。
思い出してみると、私が役人廃業コムの運営者、山本さんに初めてお会いしたのは今年の５月末。
退職（今年７月）の１年前から各地の社長さんに突撃訪問を始めており、東京訪問した際にお時間をいただきお会いさせていただいたのが山本さんとの始まりです。
山本さんは元文部省で現在は人材派遣のお仕事をされています。
５月ののひょんな出会いから先日の山本さんの大阪公演会を支援する機会にも恵まれました。
インタビューでは、多少大袈裟に言ってしまった内容もありますが（笑）、私が本当に思っていることです。
私が所属した大阪市役所でも「早く辞めたいわ～」や「どっかいい就職先ない？？」なんていう会話は頻繁にありました。
公務員で辞めたい人なんているの？？とよく聞かれますが実際はけっこういるものですが、実際に「辞めて○○な活動をしよう！」と考えて行動をしている人はほんのごくわずかです。
これはまあ民間企業でも差はないことだと思いますが（笑）
公務員の場合は特に辞めにくい環境があると思います。
安定した身分
毎月決まった給料の保証
ローンを簡単に組める
何だかんだと言われても世間体はいい
よほどの事がないとクビにならない
働いても働かなくても全ての面で大差がない
完璧な福利厚生
休みも民間よりは取りやすい
これらオイシイ待遇は退職後はもちろん一切ありません。
それを考え、「残ることと辞めることを天秤にかける」と、なかなか踏ん切りがつかないのは仕方のないことだと思います。
実際に私も悩みました。
山本さんと初めて会った５月からたったの半年で私の状況は一変しています。公務員から会社をしているなんてなかなか大きな変化ですよね。
今ではもちろん何の身分保障もありませんし、給料も全て自分で稼がないとだめですし。
でも、なぜか精神的には公務員時代よりずっと楽なんですよね。
プレッシャーの度合いも公務員時代とは比べ物にならないほどにもかかわらずですよ。
なぜなのでしょ？？不思議ですよね。
最近、私がよく思うことは、
自分がやりたいことを自分の意思と責任で決められるようになったから
ということです。
今からの私の人生って成功するも失敗するも全て自分の判断と責任の結果ですよね。
成功したら「元公務員なのによく頑張ったな」
失敗したら「ほれ見たことか。辞めなきゃよかったのに」
と言われることでしょう。
でも、素晴らしいですよね。
人・組織任せでなく自分の意思に責任を持って行動できる
って。
まだ辞めて数ヶ月ですが、今では辞めたことはある種の誇りです。
公務員生活をしていては出会うことのできなかった多くの経営者、ビジネスパーソンと共に悩み行動できることが最高の幸せです。
もし役人廃業コムから今日のこの日記を読まれた方がいましたら、インタビュー内容の繰り返しになりますが、定年時の自分の姿を想像してみてください。
そこに全ての答えがあると思います。
と、ちょっと長話がし過ぎました。
仕事に戻ります。
フリーマガジンの最終段階に追われていますし、１１月の半ばから始まる新しいモバイルサービスの企画もあります。
まあとにかく今を頑張りましょ！
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