iPadとiPad2の速度測定の比較

iPad2は初代iPadと比べてCPU性能が2倍になっているらしい。
それなら通信速度の2大要因のうちの一つ、ハード要因の最適化がさらに進んで、通信速度も初代に比べて早くなっているだろうと考え比較テストしてみた。
※通信速度は、回線要因(光回線かADSLかなど)と機材要因(パソコンなど使用機材のスペックや状態やソフトウェアなど)でほぼ決まる。

テストしてみたのは、iPadの速度測定アプリの定番、「 Speedtest X HD 」。

無料で速度測定ができる使いやすいソフトで、使い方は、世界中に散らばっている好きな赤いフラグ(旗)を選ぶだけ。あとは勝手に速度測定が始まる。

とりえあず、自宅ADSLとイーモバイルのD25HW(Wi-fiタイプ)の2つの回線でテスト。
※初代も2代目もWi-fiタイプを購入ているので、ソフトバンク3G回線自体の測定はなし。
同じ場所で2回づつ、全5か所、合計10回づつ下り速度を計測し平均値を出してみた。

1.自宅ADSL(イーモバイル契約者が無料で使えるイー・アクセスのADSLサービス)
◎ 初代iPad
平均値 4.255 Mbps/秒
◎ iPad2
平均値 4.630 Mbps/秒

2.イーモバイル7.2Mbps
◎ 初代iPad
平均値 1.211 Mbps/秒
◎ iPad2
平均値 1.277 Mbps/秒

確かに初代よりは、5~8%ほど通信速度は早くなっているが、こんなもの!?
もっと明らかな差が出るかと思った。

例えばうちの会社は光回線を利用していて、OSの違いで、
Windows xp  27~32Mbps
Windows Vista 30~35Mbps
Windows 7 35~40Mbps
と大きな違いがあり、さらにCPUやメモリーなんかの違いでも速度が変わってくる。

これと同じでCPUが初代と比べて2倍になっているらしいiPad2は、明らかな通信速度のアップが見込めるだろう、と思っていたのに。
まあ最低1Mbpsさえ出たら普段使いには困らないのでいいかも。

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