リーグ戦絶不調中のセレッソ。
今日も台風のなか大宮戦に長居まで行ってきた。
試合開始の頃には、横なぶりの大雨に強風。
ピッチ状態も最悪。
パスを出しても途中で止まり、空高くあがったボールは強風に流される。
そんなサッカーをするには全く適さないなかでの試合だった。
そして結果は0-1で大宮の勝ち。
悪条件は大宮も同じなのだけど、今日は3つの点で勝敗が分かれてしまったと思う。
1)大雨に適した戦い方
セレッソは細かいパス回しやドリブルが多いチームなので雨でピッチ状態が悪くなると、途端にパスが回らなくなったり、トラップミスが多発してしまい本来の力が全く出せていなかった。
大宮は雨に対応した戦い方をきっちり実践し、足元足元にしっかりパスを出しているように感じた。
フィジカル面でも1対1で負けているシーンが多く、前半なんてどちらがホームかわからないくらいひどい試合。
セレッソは雨天試合に弱い、というのはもはやデフォルトになってしまったんだろうか。
2)FWの差
大宮のFWラファエルはさすがというか異次元の存在だった。
中盤からボールが来ると濡れているピッチなど関係ないかのようにきっちりボールキープし、1対1でもなかなかボールをとられない。
なのでFWできっちりボールが収まる安心感からか、中盤より後ろの選手はラファエルにボールを確実に預けられるという絶大な安心とやりやすさがあったように思えた。
一方、うちのFWは・・・
身長が190もあるのにハイボールの戦いでまともに勝てないどころか、なぜか全然違うタイミングで競い合いに飛んでいるんだろうか。
1対1でも全く勝てそうな様子がなく、ドリブルを始めると自分で勝手に転ぶシーンを何度みたことか。
雨の影響も大きいだろうけど、あれだけFWでボールが収まらないとタメがまるで作れないので、後半途中からのパワープレーに頼るしかなくなってしまう。
3)決定力の差
今日はピッチが濡れていることもあって積極的にシュートを打てていたように思えたけど、悲しいことに枠に飛ばないか、キーパー正面のどちらか。
しかも「急にボールが来たんで、、、」という感じで最後の最後であたふたしてしまうシーンが数度あった。
決定力はすぐどうなるものでもないのだけど、見ているほうとしてはとりあえず枠だけには飛ばしてほしいと思う。
次は2週間あけて8連敗中の福岡とアウェーで。
これに勝てなかったら ACL制覇&J2降格 というネタに一歩近くづくと考えたほうがいいと思う。
ガンバ戦の勝利の余韻なんてあっという間に飛んでいってしまった完敗だ。