當麻寺の練供養会式の感想

毎年5月14日に行われる奈良県當麻寺(たいまでら)の有名な行事らしい練供養会式(ねりくようしき)を見に行ってきた。

練供養会式は、
「當麻寺に残される中将姫(ちゅうじょうひめ)伝説を再現したもので、阿弥陀(あみだ)如来3体と菩薩(ぼさつ)25体が、金色の面とあでやかな衣装で登場し、現世を示す娑婆(しゃば)堂で過ごす中将姫を迎えに行き、約100メートルある来迎橋を練り歩いて極楽浄土へ旅立つシーンを再現。※

中将姫は當麻曼陀羅を織り上げた後、29歳で生身のまま極楽浄土へ往生され、その様相を後世に残すためそのまま現したものが練供養の始まりとされる。」
というかなり由緒ある伝統行事。

まずは見事な華やかな法衣をまとった僧侶行列。
非常に鮮やかで色美しい。
ここまで美しい法衣を間近で見たのは久しぶりかも。
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観音菩薩・勢至菩薩・普賢菩薩の三仏がお練りという非常にゆっくりとした踊り?を行いながら進む。
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観音菩薩。
「手に蓮座を持ち振り下ろす動作は、中将姫を救い上げる、という意味合いの動作」らしい。

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勢至菩薩。
左右に揺れながらゆっくり進むこれも意味があるのだろうけど何か調べても分からなかった。

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普賢菩薩。
天蓋を手に持って進む。

そしてこの後に続く二十五菩薩。
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あまり動きのない10秒ほどの動画もどうぞ。

そして最後に中将姫の像を載せた籠が行進。
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全国の練供養の始まりと言われる當麻寺の練供養を見ることができてよかった。
そこまで楽しい行事かといえばそうでもないが、衣装は鮮やかで伝統を重視したけっこう厳かな行事だった。
こういう伝統を重んじる行事を見ると、より各地の伝統行事をさらに見たくなってくる。

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