富士総合火力演習の後編

昨日の続きで富士総合火力演習の後半を。
11時半からは、富士山麓から敵が攻めてきたという前提での戦闘展示があった。
戦闘展示は30分実施で次から次へとどんどん進むので、気がつけば終わっている感じ。
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輸送ヘリによる兵員輸送の様子。

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輸送ヘリから降ろされる軽装甲機動車。
機動車1台と兵員10名の輸送ができるらしい。

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ヘリから降りてきた機動車が猛スピードで駆け抜ける。

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74式戦車の砲撃の瞬間。
いかにも実弾演習ならではの感じ。
でも実際に見ているとあまりに早すぎてこの砲撃の炎は全然見えない。
4000分の1撮影で連射したら運良く撮影できた。
ちなみに74式戦車、1台の価格は4億円、1弾(発)の価格が10万円。

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多目的ミサイル「96式多目的誘導弾」の発射の瞬間。
これも連射していたら運良く撮影できた。
ただ、弾道があまりに早すぎて一瞬でどこを飛んでいるか見失った。
そして、着弾の瞬間から爆発の炎まで。

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すごい破壊力・・・
ちなみに調達価格は1セット約14億円で、1発5000万円らしい。高い・・・

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締めのフィナーレの戦果拡張での弾幕。
これで無事に終了。

【忘れないための富士総合火力演習 メモ・攻略】
1)大阪からの行き方(車)
名神吹田→東名→東富士演習場まで休憩2回として5時間半くらい。
降りるインターは裾野ICで。御殿場まで行くと東京方面からの車と一緒になってしまい渋滞に巻き込まれる。
裾野ICからは広い道を20分ほどで会場近くまで行ける。会場近くには自衛隊の人は誰も立っていないが、看板はあちこちにある。
駐車場は、駐車場チケットがあれば4つの駐車場から場所が予め指定。
一番メジャーなのは高塚駐車場。恐らく500台くらいは駐車できる!?
高塚駐車場からは無料バスで5分ほどで演習場へ。
土日の演習の場合は、朝7時に到着してもスタンド席はほぼ埋まっている。シート席も前方はすでに埋まっている。
平日は土日と比較するとかなりガラガラ。8時までに到着すればスタンド席はどこかに必ず座れる。シート席なら開始直前でも必ず座れる。やはり平日のほうが断然おすすめ。
2)大阪への帰り方(車)
会場から高塚駐車場に戻るまでが一番の難関。
無料バスの本数が多くないので、会場バス乗り場で30~40分は待つ必要あり。
ただし、演習終了後の備品展示終了時間付近(14時前)までいれば待ち時間なしで乗れるらしい。
高塚駐車場から裾野ICまでは、たしいた渋滞なく20~25分ほど。
ただし、名古屋付近になると10~15キロの渋滞は覚悟。
3)カメラ関係
コンパクトカメラで撮影するのはかなり厳しいかも。
ズーム、動体への動きなどやはり一眼が断然有利。
今回、一眼レフ2台とレンズを3本持っていた。
持っていったのは、ソニーのα550、α350、レンズは、ミノルタ500mmREF、シグマの70-300mm、ソニーの16-105mm。実際にはASP-Cカメラなのでこれの1,5倍の焦点距離。
観客席近くの演習(戦車など近接火力)は200-300mmあれば十分。
戦車はスタンド席からも200mmちょっとで全体を撮影可能。
でも会場奥での迫撃砲や自走砲、ヘリ、小さくてよく見えない誘導弾関係などはやっぱり400mm、できれば500mmあったほうがいいかも。
100mmまでのレンズは出番まるでなし。富士山と自衛隊まんじゅうを撮影するくらいしか出番なし。
撮影のタイミングは、場内アナウンスで砲撃の瞬間前に「撃て!」と言うのが、だいたいは「て」と言いかける前にすでに撃ってしまうので、「う」のところからひたすら連射しとくのがいい。後は運の神様に期待するのみ。
迫撃砲やりゅう弾砲など砲撃着弾の瞬間は、1秒ほどまでにアナウンスで「ちゃ~くぅだん」と流れるが、そもそもどこに着弾するのかいまいち分からないので、砲撃より着弾の瞬間のほうが撮影するのは難しい。
迫撃砲は砲撃から着弾まで5~8秒くらい。戦車は早くて一瞬で着弾。

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