カリフォルニアバーガーの感想

食べれば食べるほどコンセプトがいまいち分からなくなってくるマクドの『Big America』シリーズのトリを飾る『カリフォルニアバーガー』を食べたので感想と勝手な評価を。

今までの3シリーズの感想は、

テキサスバーガー(純粋にうまい)

ニューヨークバーガー(マスタードが辛すぎ)

ハワイアンバーガー(うまいがインパクトに欠ける)

と来ていたので、やはり有終の美を飾る意味でもカリフォルニアバーガーには、『こりゃうまい!』となって欲しいと思っていた。

今回も今までと同じく簡易包装にくるまれている。
で、実際の姿がこちら。

DSC00053.jpg

バーガーを作る人も慣れてきたのか、今回のは一番上手に包装されていた。

実際の見た目も公式サイトの写真にけっこう近い。
違うとすればこんなにトマトやレタスなんかの野菜のボリュームはないことだろうか。

今回のウリは公式サイトによると、

・赤ワインを使った特製ソース
・モントレージャックチーズとの豊かなハーモニー
・粉チーズをトッピングした香ばしい特製バンズ

らしいが、食べた感想としては、

『なんじゃこりゃ???』

はっきり言ってマズイ。

特製ソースは、単なる甘ったるいテリヤキ風ソースだし、チーズの味もまるでしない。
バンズもトマトの水分を吸い込んでフニャフニャ。

素材全てが喧嘩していてまるで統一感がない。
しかも残念なのが、よくある素材一つ一つの主張が強すぎて統一感がないのではなくて、どの素材かもまるで主張が感じられないこと。

何と言うか・・・これのどこか「カリフォルニア」なんだろうか。
こんな適当なハンバーガーを作って、アメリカ人、ひいてはカリフォルニア人に失礼極まりない。

トリのカリフォルニアバーガーの結論としては、 『一体全体、マクドは何を作りたかったんだろうか。』と感じざるをえないというのが感想・評価というもの。

こんなクソバーガーがアメリカンシリーズのトリとは残念。

だからカリフォルニアバーガー販売終了後に最も好評だったらしいテキサスバーガーに再登場してもらうのだろうか。

しかも、アンチマクドのうちの奥さんの怒りも今回が最も大きくて、怒りの矛先がこっちに向けられて辛い。

カリフォルニアバーガーはセット価格で740円。
価格も味も話題になっているロッテリアの新エビバーガーの足元にも及ばない。

まだ新エビバーガーを食べていない方はぜひ食べてみてください。
ロッテリアの「本気」を感じられる味でした。

という訳でマクドのアメリカンシリーズはこれにて無事に終了。
テキサスバーガー以外はイマイチ感があったけど、企画としてはおもしろかった。
アメリカの次はワールドシリーズをして欲しい。

作って欲しいのはこんなもの。

・インディアンバーガー(カレー味)
→なぜマクドにはカレー風味が一つもないのだろう。

・ロンドンバーガー(イギリス名物のフィッシュフライを挟んだもの)
→フィレオフィッシュからカスタムしたら簡単。

・フランクフルトバーガー(巨大ソーセージが挟まれたホットドッグ)
→朝マックの何とかホットドックの巨大版のイメージ

・クルンテープバーガー(タイ風ピリ辛味)
→トムヤンクン味にしたらおもしろいかも。パクチー(香草)は入れないで。

・ブラジリアンバーガー
→高くてもいいからシュラスコみたいな肉の塊を入れて。

あと最後の一言。
この2ヶ月の間、マクドさんにはお世話になりました。
これからも週1回のマクドデーは守るようしますので、『おぉ~』と感じるバーガーを期待しています!

Pocket

コメントを残す