今年秋の自衛隊記念祭(イベント)参加はひとまず終了、と先日書いたのに、結局また自衛隊イベントに行ってきた。
というのも民主党政権になって、来年から基地記念祭などのイベント行事が大幅に縮小される見込み、という本当っぽい情報を入手したので、まだ派手な今年のうちに行っておこうと思った。
富士山麓で3億5000万円を使ってされる富士総合火力演習も縮小予定らしい。まあ確かにお金かけすぎかも。
という訳で昨日、セレッソの試合開始(16時)前に三重県の明野駐屯地の開設54周年に朝6時に出発して行ってきた。明野駐屯地は伊勢ICを降りてくるまで15分くらいのまさに伊勢志摩の近くで、西名阪の松原ICから2時間20分くらいで到着。
今回は、自衛隊イベント初参加として普段からよくしてもらっている飲食業界の人材紹介会社社長の藪ノさんと行ってきた。しかも藪ノさんの車はシトロエン。久しぶりにフランス車に乗った。
ちなみに岐阜基地など航空自衛隊の記念祭はとにかく人が多く、1日で3~5万人来る。
茨城県の百里基地なんて東京から近いので9万人近い人が来る。
それに比べて今回の明野駐屯地は、陸上自衛隊の基地で航空機は来ないので1万人くらいしか来ない。やはり航空祭に比べると地味だ。
でも地味な分、駐車場確保は比較的簡単だし、会場内も歩けないほどの混雑なんてのはまるでない。非常に快適な記念祭だ。
明野駐屯地はヘリ天国の駐屯地で、約70機のヘリが配備されている。
到着するとすぐ始まった観閲式(お偉いさんに各部隊の様子や装備品を見せること)。
衆議院議員さんなどが順々に挨拶するなか、めちゃくちゃテンション高く、大声で熱く熱く部隊員に向かって挨拶する人がいた。
あの人めちゃくちゃ熱いっすね、と藪ノさんと話ししていたらこの人だった。
イラク派遣で「ひげの隊長」として一躍有名になった佐藤参議院議員。
そりゃ元自衛官だから熱いわけだ。
UH-60JA多目的ヘリコプター。
ソマリア政変を扱った有名映画「ブラックホーク」で墜落したへりの派生機。
このヘリの名前を聞くと「ブラックホークダウン、ブラックホークダウン」という墜落する映画のシーン台詞しか思い出さない。
そのコクピット。
OH-1観測ヘリニンジャ。珍しい純国産ヘリ。
そのコクピット。
輸送ヘリ。
中に入らしてくれた。ベニヤ板みたいな床にプニプニな壁や天井。装甲薄そうだ(実際は知らないけど)。
一番見たかったAH-64Dアパッチ。
30mm機関砲。
そしてここの記念祭の名物がこれ↓↓↓
27機での編隊飛行。
きれいに隊列が出来ている。
編隊飛行の後は、順々に機種ごとに飛行して観閲式に参加。
滑走路ぎりぎりのところを順々に観閲式台(お偉いさんが座っているところ)の前をゆっくり飛行。
あまりに低空飛行で落ちないか見てて心配になる。
という訳で今回初参加の藪ノさんも楽しんでもらえたようなのでよかった。
ここの記念祭は、他の基地記念祭よりもすごくゆったりしているので、来年は大型バスを借りてのクライアント日帰り旅行には最高の基地かもしれない。大型バス駐車場もあるようだ。
そしてこの後、一路車で長居スタジアムに戻り、16時の試合になんとか間に合った。
疲れたけど非常に濃厚な一日でした。