今日はセレッソ大阪の最終戦。
J1昇格争いがかかった試合+ミスターセレッソ、モリシこと森島の引退試合。
モリシは2年前に原因不明の体調不良から完全休養に入り、リハビリを続けてきたものの回復せず、ついに引退となってしまった。
J2でチームの財政状況が非常に苦しいことも影響しているんだろう。
スタジアムに着くと試合前からスポニチの号外が会場外で配られ、「いよいよ最後か・・・」と悲しい気持ちに。
試合前はモリシの背番号を人文字で。
試合は後半開始すぐに1点をとられたものの、10分後ぐらいに当て続けに2点をとり2-1で逆転勝利。
ただ昇格争いのライバル、ベガルタ仙台も勝利したため、結局2年目のJ2は4位で終了。
まあ今の状態で偶然J1に昇格できてもこの守備のヘッポこぶりではボコボコにされるのは目に見えているので、来年もまだまだ修行しろ、ってことかなって思う。
10年前からずっと「攻撃力はあるが守備が・・・」というのがセレッソの課題だ。
いや、もうこれからも永遠の課題なんだろう。
試合終了間際にモリシも30秒ほど顔出しとして2年ぶりに試合に出場し非常に感動。
主審もモリシがボールタッチできるよう時間調整してくれたようにも見えた。
空気を読める主審がいると嬉しくなる。
思い返せば自分がセレッソファンになったのが1998年頃。
たまたま観戦券をもらって何の興味もなく観に行ったら、それがまたおもしろい試合でそこからかれこれ10年セレッソファン。
公務員試験を受ける際に大阪市役所を選んだのも大阪市役所には「大阪市役所セレッソファンクラブ」があるという理由が最大だった。これがなかったら大阪府庁や京都市役所を受けていたかもしれない。
98年当時の在籍選手で未だセレッソにいるのはモリシただ一人。
現役選手ももう数えるくらいしかいない。
何だか本当に寂しい。
今日でセレッソの一つの歴史が終了したのは間違いない。
試合後は、モリシの引退セレモニー。
(引退挨拶)
(最後の場内一周)
どれだけモリシがサポーターから愛されているのがよく分かるセレモニーだった。
これほどサポーターから愛される選手はもう出てこないんじゃないかと思うくらいだ。
来年はJ2も3年目となり、さらに財政状況が苦しくなるのは目に見えているが、モリシの唯一の願いである「J1リーグ優勝」が達成できるまで引き続きセレッソファンであろうと思う。