先週、東京出張に行った際に高校時代の同級生と10年ぶりくらいに会った。
高校時代はよくエ○トーク、いや、真面目は話でつるんでいたが、高校卒業後はなぜか疎遠になってしまっていた。
自分が通っていた高校は、大阪の富田林にある初芝富田林高校というところで今は分からないが当時はかなりのスパルタ教育の高校だった。
毎朝10分テストがあるのは当たり前(合格しないと居残り)、当時の日本史教師で現校長の口癖「日本男児たるもの・・・」からも分かるとおり古い体質に、そして2年生からは文系か理系かを選択肢し、自分のように文系コースを選択するとナンと2年生から英語・国語・社会しか基本科目がないというおかしさ。
つまり私立大学の文系受験に関係のない数学や物理、化学などは2年生からはなくなるというナントも恐ろしい偏った教育を実施する学校だった。高校生ながらこの教育カリキュラムは許されるのか、とよく話をしたもんだ。
こんな「大学合格」をまずは最優先にする高校なので、当然ともいうべきか生徒も「受験」第一の生徒が多く、高校卒業後は「じゃあ任務完了!」と言わんばかりに皆が疎遠になる傾向にあった。
例えば、2年ほど前に過去の卒業生全体の同窓会があったが同じ期生の参加者は数えるくらいしかいなかったらしい(自分もちょうど妹の結婚式で参加することができなかった)。
残念ながら今でも高校時代のツレと付き合いがあるといえばほんの数人程度。でもこれは自分だけに限ったことでもなく皆も同じような状況のようだ。
高校時代は受験一筋だったとはいえ、時間を見つけてはそれなりに高校生活は色々と満喫できたので今となっては寂しい限りだ。
こんな状況ながらこの前に東京で再会した同級生は、2年ほど前に東京に上京し、東京でエコ関係の会社を起業していた。
自分に連絡をくれたのは、ミクシィの高校コミュニティでたまたま見かけ「これってアイツちゃうの」と気づきメールを送ってくれたことからが始まりだった。
先週、渋谷で1時間ほどお茶しながら昔話に盛り上がっていたところ、なぜか同級生である同じクラスの連中は今どうしているのかな、という話題になり同窓会でもしたいなという話になった。
じゃあいい機会だし、卒業後久しぶりの同窓会でも企画するか、という流れになったのだが、一体同級生の皆はどこで何をしているのかさっぱりと分からないので、まずは今何をしているのか、いやそれ以前に元気に生きているのかを知りたいな、ということになった。
「じゃあグーグルで調べてみようや。名前で検索してみたら誰か出てくるんじゃない?」となり、今日、時間ができたので久しぶりに高校時代のアルバムを取り出し皆をグーグルで検索してみた(何だか陰湿な気がしてどうかとは思ったけど・・・)。
そうしたところ結果的に嬉しいことに何名か名前が出てきた。東京でSNS事業の責任者をしていたり、弁護士になっていたり、上場企業の人事部長になっていたりと皆非常に頑張っているようだ。
「検索」を使うことで関係が薄くなってしまった関係でも呼び戻すことにも使えかも、と本当に感心した。
自分が高校生ときにはネットや検索なんて全くなかったので何だか久しぶりに時代の移り変わりも感じてしまった。
後はどうやって同窓会の連絡をとるかだ。
これが最大の悩み。。。
PS:初芝富田林高校の10期生の須田晃暢とはおれのこと。知っている人はメール待ってます!