今回、長崎に来て驚いていることの1つは、豪華クルーズ船がドンと停泊していること。
これは10月6日夜にグラバー園から撮影した一隻です。
中国のクルーズ船で4万7000トンの「HENNA」(ヘナ)という船だそうです。
中国はいま国慶節ということもあり、この日は長崎市内には多くの中国からの旅行客がいました。この一隻で約1,500名の輸送能力があるようなので、そりゃ中国人だらけな訳です。
夜のグラバー園から見ると、汽笛を鳴らし、もうまさに出港していこうというところでした。
これで明日はぐっと中国人観光客は減るな・・・
と思っていました。
ところが、まさか今日(10月7日)・・・
なんじゃこりゃ!?
また新たに停泊してる・・・
しかも昨日のよりもデカい!!
調べてみると、ロイヤル・カリビアン社の超有名船らしい「クァンタム・オブ・ザ・シーズ」という船で、総トン数はなんと16万7,800トン!
昨日の船も相当に大きかったのに、さらにそれの3倍の総トン数とは。。
しかも最大乗客定員はなんと4,905名!
これまた昨日の3倍。
船の上からもその異様な大きさに誰もが目を奪われます(軍艦島クルーズの途中に撮影)。
ちなみにそのすぐ近くに
日本の豪華客船「ぱしふぃっくびいなす」も停泊していました。
クルーズ船の格式としては、この「ぱしふぃっくびいなす」の方が上なのですが、なにせ「ぱしふぃっくびいなす」は26,000トン。「クァンタム・オブ・ザ・シーズ」の6分の1しかありません。
「ぱしふぃっくびいなす」も日本の定番フェリー、さんふらわあ(11,000トン)の倍以上ある大きな船なのですが、今回は相手が悪い。
「クァンタム・オブ・ザ・シーズ」はまさに動くホテルのような雰囲気で、見た目では完敗です(汗)
そして、この日も長崎市内は中国人観光客で溢れていました。
一番顕著だったのは長崎中華街。
観光客10人中9人は中国人でした。
まあ日本人が海外にある日本人街をどんなところだと、と覗いてみたくなる感覚と同じで、中国人も日本の中華街が気になるのでしょう。
このエリアだけはまさに中国で、リアル中華街を楽しむことができました(笑)
実際に何人乗っていたのか知りませんが、この2日間で約6,000人もの中国人が長崎にやってきたことは、長崎にとってみればとんでもない経済効果ではないでしょうか。
しかもただでさせ長崎くんちで混み合っている長崎市内の宿を別で確保する必要もなく、数千人の爆買いだけを期待できるとはなんとおいしいお客様なんだろうと思います。
そりゃどこの港街もクルーズ船が来てほしい訳ですね。