公務員からの転職希望者の方々のうち、多いご質問の一つが、
面接では公務員ということはハンディになりますか??
というものです。
当たり前に気になる質問だと思います。
まず公務員からの転職の大前提として抑えておかなければならないことがあります。
それは、
公務員から民間への転職は、
民間から民間への転職
とは比較にならないほど困難
ということです。
つまり、スタートラインからして、公務員組はけっこうなハンディを背負っていると自覚が必要になります。
公務員を退職して転職されたい場合、面接では必ずと言っていいほどこの質問を受けます。
なぜ公務員を辞められる(辞められた)のですか?
待遇良い公務員を辞めるのはかなり珍しいケースですので、教えていただけますか。
世間一般では安定した身分である公務員を自主的に退職する人は相当に稀な存在だと思われているので、もう何度となく質問されます。
この質問の真意は、
公務員を辞める人(辞めた人)=役所内で何か不祥事を起こした、もしくは問題児だったのでは?
と疑われていることです。
個人的には、公務員であったということは、残念ながら転職市場ではプラスに作用することは少なく、むしろマイナスに作用することの方が多いと思っています。
企業からすれば、先入観として元公務員とは得体のしれない存在ですので、良い印象を持ち、面接をしてくれる人は大変少数派です。
これは残念ながら10年前も今もほとんど変わっていません。残念ですが。
では転職を諦めるか、となるのかといえば、こんなことで転職を諦めるくらいならそもそも転職活動なんて止めたほうがいいです。
弱い意志で恵まれた公務員から民間企業に転職をしようと思うくらいなら、仮にできたとしても、民間企業の利潤を追求するという大前提(重圧)にはついていけないでしょう。
民間企業とは利潤を追求する組織
という基本原則への理解が不十分な可能性があります。
本当に民間企業に転職しようと考えるなら、こういった質問をされることは十分に覚悟していきましょう!
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元地方公務員から起業した社長ブログ
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