４月２２日発売号の「FLASH」の『本当においしい？地方公務員の「給与と待遇」』という特集記事に公務員プラスの記事が約１ページ掲載されています。
タイトルからはアンチ公務員的な内容かな、とも思い、取材を受けることを悩みました。
ただ、編集の方から企画内容を聞いてみると、そうでもないかなと考えお受けしたのですが、実際の特集記事全6ページの内容もそこまでアンチ的な内容でもなく、公務員にも大変な仕事がある、安易に公務員という職種を選ぶものではない、という内容になっていると思います。
また、特集記事内の県や市ごとの平均年収ランキングなどは興味深いものがあります。
ただ、これら平均年収は、管理職や年齢の高い職員層（団塊世代）などが総じて給与平均を押し上げているだけで、20代や30代前半の給与平均は決して高いとは思いません。
20代半ばで手取り額が20万円もない、という現役の方を何名も見てきましたので、この平均給与だけで、公務員の給与は高すぎる、とはならないで欲しいなと思います。
また最近は、どの役所でも残業が恒常化し、定時に帰れる公務員は随分減ってきた印象がありますし、メンタルヘルスに悩んでいる公務員は、民間企業の平均よりも多い、というデータもあります。
「公務員って給与が高いんでしょ」
「毎日定時に帰れるんですよね」
「絶対にクビにならないんですよね」
といった俯瞰イメージだけで公務員という職業を想像されたり、公務員を目指すことは止めて欲しいな、と思います。
少なくとも私のところに相談に来られる公務員の方のお話を聞いていると、なかなか悲惨な状況に陥られている方もおられますので。。
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