たまたま大手求人サービス、リクナビNEXTさんに元公務員さんの転職コンテンツ（コラム）が掲載されているのを発見しましたのでご紹介いたします。
「あなたが受からない理由、診断します」
この方のように、退職後に何がしたいのか結局分からず転職活動を開始したものの、なかなか転職が決まらないことはよくあることです。
今までの職歴から惰性的に、
『自分がしたいのかどうかはよく分からないけど、◯◯の仕事をしていたから、◯◯の分野だったら多少は分かるし、受かりやすいかな。』
となりがちです。
これは民間から民間の転職でも頻繁にあることです。
よく、
自分のしたいことを探しましょう、見つけましょう。
と言われますが、これが本当に難しい。
言葉でいうほどそんなに簡単に見つかるものでは決してありません。
私自身も起業後、人材業にIT業、コールセンター業、通信業、飲食業、ネットショップ販売、コンサル業といろいろな事業に関わり、また複数の会社立ち上げや経営に関わってきていますが、未だに本当にこれがやりたいことなのか？と聞かれれば、自身をもって「ハイ」とは言えないかもしれません。
ただ、複数の全く異なるビジネスに関わりを持つで、先のコラムにも書かれてある、「やりたくないことを考え、なぜやりたくないのか、何をやりたいのか」ということは少しずつ見えてきています。
例えば、個人的には通信業界の仕事はもうしたくないな、と思っています。
あくまで個人的感想ですが、あまりにお金、お金、お金の世界だったので、私の価値観とは合わないと感じました。
結局、やりたいことを見つけるというのは、逆説的にやりたくないことを見つけ、１つ１つ消去していくことでもあると私も思います。
やりたいことがまるで見つからない、と嘆かれている方は、やりたくないことを１つづつ見つけていってみてください。
ただし、できれば頭の中の妄想だけではなく、少しでも実際に関わり「経験・体験」から本当にやりたくないことだったのか、を決めていただければと思います。
頭の中で思うことと、実際にすることでは雲泥の差が生じることも珍しくありませんので。
やりたいことを見つける。
簡単なようでとてつもなく難しいことです。
