1週間経ってしまいましたが、11月27日に書いた「交流会の探し方 その1」の続きです。
公務員時代から今までに幾度となく異業種交流会に参加し、私が主催している個別相談会でもよく異業種交流会に参加することをお薦めしています。
そこで、個別相談会の際に、
『異業種交流会に一度参加されてみてはいかがですか?』
とお話した後によく聞かれます質問をまとめてみました。今回はまずは「参加するまで編」です。次回に「開催中編」をお伝えします。
起業にせよ転職にせよ、公務員以外の世界を知ることは重要なことです。異業種交流会に行かれたことのない方は是非参考になさってください。
【異業種交流会とはそもそも何ですか?】
様々な業種、職種の方が人脈を広げるために集まり、名刺交換や情報交換をしたりする会の総称です。
東京や大阪など都市部では、いくつもの主催団体(法人の場合もあれば個人の場合も)が毎日のようにどこかで開催しています。
交流会は平均すると1回2時間ほどで、自由に名刺交換を行い、自分の属する業界以外のことを知る大変良い機会と刺激になります。
【参加されている方はどんな方が多いのですか?】
会によってまちまちですが、経験上多いのは、士業(社労士や税理士など)の方、会社の社長さん、デザイナーなど個人で活動されている方、保険代理店の方、これから起業を考えている方、妙に熱い大学生などです。
平均すると参加者数は、20~30名くらいが多いかもしれません。
年齢も会によってまちまちですが、およそ20代後半から30代半ばくらいが多いかなと思います。
【公務員の方も参加されていますか?】
正直なところ滅多にいません。
そもそも異業種交流会は人脈を増やすことで、ビジネスの広がりや発展を前提としていますので、ビジネスの世界とはあまり関係のない公務員の方が多くないのは仕方ないのかもしれません。
ただ逆に言えば、大変珍しがっていただけます。
一回の交流会で参加者が平均20名ほどと名刺交換をするとした場合、その中かからいかに自分のことを覚えてもらうかは非常に大事なポイントですので、公務員というだけで覚えてもらえやすくなります。
【参加費用はどれくらいですか?】
会によってまちまちです。
平均すると1回2時間ほどで、1000円~3000円くらいが多いかなと思います。
アッパー層が集まる交流会では1回数万円、逆に法人主催の場合、顧客見込みが欲しいこともあり無料の場合も珍しくありません。
【有名企業の社長さんも参加されますか?】
残念ながらまず参加しません。
交流会にもランクがあります。
誰でも参加できる交流会から上場企業社長しか参加できない会、資産1億円以上の方しか参加できないごくプライベートクラブに近い会などまちまちです。
つまり交流会もピラミッド型構造になっており、より上位の交流会に参加される方は、それよりも下位の交流会にはまず参加されます。
このより上位の交流会(アッパー層が参加するなど)に参加することは、それこそ人脈(ツテ)がないと難しいのが現実ですので現段階では諦めてください。
【どうやって探せばいいのですか?】
全く初めて行くのであれば、グーグルやヤフーで「異業種交流会」や「異業種交流会 地域名」などで検索いただき、表示された会で気になる会に参加申込をすればOKです。
慣れてくると、その人にとって良い交流会(有益かどうか)が自然と見分けがつくようになりますし、広がった人脈からさらに交流会情報がもたらされることもあります。
まずは、気になった交流会に3、4回行く事をお薦めします。
このように交流会に参加すること自体は全くもって簡単なことです。問題は参加して何をするかですので、次回は実際に参加した時のQ&Aをご紹介します。